家を建てたいと思ったら最初にすること
家を建てるためにはたくさんの段階を踏まなければなりません。
何から手をつけたら良いかわからず「家がほしい」と考えたままで止まってしまっている人もいます。
良い家を建てるには税金や住宅ローン、家の構造や設備などについての勉強もかかせませんが、専門用語も多く、素人にはハードルが高いです。
しかし、家を建てるために最初にやるべきことは難しいものではありません。
なぜ家を建てるのか
まずはどうして家を建てたいと考えているのか、その家でどんな生活をしたいと考えているのかを整理してみましょう。
頭の中で考えるだけでなく、紙に書き出し、家族で話し合うとなお良いです。
「家を建てる理由と目的」を最初に明らかにしておくと、その後の家づくりがぐっとすすめやすくなります。
住宅に関する情報は初めてのことばかりです。
最新の技術や便利な設備、おしゃれな内装など、あれこれ見ていくうちに夢はどんどん広がります。
しかし、予算や時間には限りがあるため、どこまでも思い通りとはいきません。
家づくりを始めたら、スピーディーに動かなければなりません。
限られた時間と予算の中で適切な選択・決断をしていくためには、芯となる考え方が重要です。
家づくりにおいては「家を建てる理由と目的」がこの芯になります。
新居での生活を想像してみる
どんな家に住みたいかを考える上で、新居での生活を具体的に想像することは重要です。
モデルルームのような住宅に憧れるかもしれませんが、実際に住むのは自分自身です。
憧れだけでなく現実的な目線も忘れてはなりません。
もし具体的な想像が難しければ、住宅雑誌やパンフレットなどをいくつか見てみるのも良いでしょう。
気にいる部屋が見つかったり、自分ならこうしたいというビジョンが見えてきたりするかもしれません。
住宅についての希望・要望については大雑把でも構わないので優先順位をつけておきましょう。
予算の関係で希望していても実現できない可能性があります。
どんな家にしたいかを考えてみよう
家を建てるためにはやらなければならないことが山積みです。
資金計画や住宅ローンについて勉強したり、ハウスメーカーや工務店を比較して依頼先を決めたり、土地を探したりしなければなりません。
しかし、これらに手をつけるのは後からでもできます。
まずは、本格的に家づくりに取り掛かるよりも先に、どんな家にしたいかを一度家族でじっくり話あって見ましょう。
最初に方針を明確にすれば、その後の家づくりもスムーズにすすめられるようになります。